
事業概要
コミュニティ農園を通じて、人々のつながりや自然との触れ合いが深まり、未来への希望や循環型環境づくりに貢献し、食への関心を育み、都市農業の新たな形を共に創り上げていく。
取り組もうとする松戸市のテーマ(課題)
松戸市は、大都市周辺で行われる近郊農業地帯として発展していましたが、都市化が進む中で、農地が都市施設や宅地等に変わり、人口約50万人を抱える都市に発展してきました。
一方で、農業従事者の高齢化、担い手や後継者不足が深刻化していますが、他方で、農業が担う役割である農産物の供給のほか、都市の中の貴重な緑地や防災機能など、都市農業の有する多面的機能である、地域活性化、環境保護、食の安全、地産地消、持続可能、教育などの重要性が認識されてきています。
松戸市では、都市農業振興基本計画の主旨を踏まえ、都市農業の有する多様な機能の発揮を通じて、良好な都市環境の形成に資することを目的に、市内全域で営まれている農業を都市農業と位置づけ、本市農業の持続的な振興に関する平成31年(2019年)3月に「松戸市都市農業振興計画」を策定されました。 本事業では、策定に掲げられている『次代につなぐ、人、まち、農業』の理念を実現できる、きっかけを市民に提供できる内容と考えています。
活動内容
1 土づくり
2 苗づくり
3 定植
4 畑の手入れ
5 収穫体験
6 勉強会
7 上映会
8 料理教室目を閉じて、自分の体を上から見下ろすように想像します
事業の目的
① 松戸市の農業の現状を身近に感じるきっかけを作ること。
② 人と人のコミュニティが形成されるきっかけを作ること。
③ 環境の保全について身近に体験でき、きっかけを作ること。
④ 未来に農業をつなげるきっかけを作ること。
⑤ 事業を通じて、食の安全、持続可能への取り組みのきっかけを作ること。
事業内容
1 事業内容
①土づくり、苗づくり、植え付け、管理(通年)
耕作に使用されていない、農地およびプランターで自然農法を基準に土づくりを行い、畑およびプランターで育てる準備を行う。種から苗を作り植え付けをする。農園の管理は、草取り、マルチ張り、水やりは必要な時に行う。
土の作りから、野菜の作り方を学ぶ。
②収穫体験(都度、ジャガイモ、サツマイモ、夏野菜、春野菜)
収穫により、食材や農業に対する理解を深め、コミュニティとの交流を通じて、豊かな生活を実現するための多くの気づきを得る貴重な機会とする。
③情報発信
事業周知、会員募集、普及、啓発のために、広報、チラシ、地域情報誌、関係団体への発信、SNSで発信をする。(月1回以上)
④上映会(年1回)「いただきますみそをつくるこどもたち」(予定)
⑤料理教室(年2回)
事業で収穫した食材を使用して料理を作り、地産地消の経験をし、農業や経済への貢献についての理解を深める。
⑥講座(年2回)
自然農法に関する講座を行い、循環型都市環境の形成と保全についての知識の習得と取り組みついての理解をする。
⑦次年度生産計画書の作成
次年度に向けた、生産計画を作成する、その際事業年度の振り返り、フィードバックを行う。
⑧活動報告
活動報告を開催し、新規参加者の巻き込みを図り、地域の活動として定着を目指す
2 スケジュール
| 実施月 | 具体的な取り組み | 実施体制、対象、場所など |
| 通年 | ①土づくり、畑とプランターの管理、苗づくり、植え付け | A.実施体制:会員有志 B.対象:参加者、市民 C.場所:農園およびプランター |
| 毎月 | ③情報発信(SNSの発信) | SNSの発信 |
| 4月 12月 | ⑥講座 | A:会員有志、外部講師 B:参加者、市民 C:市民センター |
| 7月 | ④上映会 | A:会員有志 B:参加者、市民 C:市民センター |
| 7月・ 8月・ 9月・ 10月・ 11月・ | ②収穫体験 | A:会員有志 B:参加者、市民 C:農園 |
| 11月・ 2月 | ⑤料理教室 | A:会員有志 B:参加者、市民 C:市民センター |
| 1月・ 2月・ 3月 | ⑦次年度生産計画書の作成(各月1回会合) | A:会員有志 B:参加者、市民 C:市民センター |
| 3月 | ⑧活動報告 | A:会員有志 B:参加者、市民 C:市民センター |

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